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内科・呼吸器科:田中クリニック 集中治療室 |
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| ●5月の特集は『睡眠時無呼吸症候群』です。 |
睡眠がとれているのに日中よく眠くなるあなた、睡眠時無呼吸かもしれません。個人の健康問題だけではなく、社会的にも問題になっている睡眠時無呼吸症候群についてわかりやすく説明します。院内報もこの病気を取り上げていますので是非ご覧下さい。
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| 1.いびきが大きいと言われるので、睡眠時無呼吸が心配です。すぐ検査を受けたほうがいいでしょうか? |
いびきは睡眠時無呼吸の特徴的な症状ですが、いびき=睡眠時無呼吸ではありません。
十分な睡眠時間をとっているのに日中に眠気があったり、起床時に倦怠感や頭痛があれば睡眠時無呼吸かもしれないので、専門医の診察を受けてください。無呼吸がないようでしたらいびきについては耳鼻科で調べてもらったらよいでしょう。
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| 2.睡眠中は目が覚めることもなく眠っているように思うのですが、日中に眠くなるのはどうしてですか? |
自分では睡眠がとれているように思われても、無呼吸があると本人が気づかない程度に覚醒するため、睡眠が分断されたり浅くなり、日中に眠くなるのです。
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| 3.睡眠時無呼吸の検査や治療は入院でないとできませんか? |
簡単な検査機器を自宅で就寝時に装着してもらい、その結果を分析する方法があります。
無呼吸の有無については診断できますが、無呼吸のタイプや重症度など詳しい情報を得るには一晩入院して脳波も含めた精密検査を受け、治療方針をたてた方がよいでしょう。簡易検査で重症と診断されたら精密検査せず経鼻的持続陽圧呼吸療法を導入できます。
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| 4.以前から無呼吸を指摘されてますが、眠気だけの問題なのですぐに治療を開始する必要がないように思うのですが? |
アメリカではこの病気での交通事故が多く無呼吸がない人の7倍と注目されています。また無呼吸が重症であればいろいろな合併症も引き起こします。心筋梗塞や狭心症、不整脈などの心疾患や脳卒中のリスクも高まり、突然死の可能性があります。治療をすれば明らかにこれらのリスクは減ります。
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| 5.睡眠時の検査方法について教えて下さい。苦痛が伴いますか?一晩だけで診断できるのですか? |
簡易検査ではセンサーを鼻やのどにつけて行う方法と、マスクをつけて行う方法があります。精密検査では脳波もとるので頭や顔、それに胸と腹、足にもセンサーをつけるので苦痛はないですが違和感が伴うかもしれません。気になって眠れなかったら、検査ができないので、もう一晩検査が必要になります。
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| 6.経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP)とはどんな治療法ですか?健康保険適応ですか? |
睡眠時に鼻に専用のマスクをつけ、のどに圧をかけて気道がふさがらないようにして
無呼吸を防ぐ治療法です。必要な圧力は患者さんによって異なり、無呼吸が起こらない最低限の圧を設定します。月に一度外来受診すると保険が適用されます。
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| 7.CPAPで治療すると睡眠時無呼吸は治っていくのですか? |
CPAPはあくまで気道がふさがらないようにして無呼吸をなくすだけであり、やめると元の状態のままです。無呼吸が続く限り治療は継続しなければなりません。肥満のある方は減量できれば、治療の必要がなくなる場合があります。
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| 8.手術で治す方法はありませんか? |
子供の睡眠時無呼吸症候群は、扁桃腺の肥大が原因であることが多く、手術の効果がかなり期待できます。大人でも扁桃腺肥大が明らかな原因である場合は手術を考慮します。
のどの奥を削って気道を広げる手術もありますが、効果については一定の見解が出ていません。
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| 9.アルコールを飲むといびきをよくかき無呼吸が増えますが、飲んではだめですか? |
健康な方でもアルコールは正常の睡眠を障害します。睡眠前の少なくとも4時間前は飲酒を避けるようにして下さい。
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