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内科・呼吸器科:田中クリニック 集中治療室 |
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| ●12月の特集は『タミフル(抗インフルエンザ薬)』です。 |
皆さん、こんにちは。今連日ニュースで話題になっているのが、鳥インフルエンザや新型インフルエンザです。流行すればたくさんの死者が出ることが想定され、その対策か急がれています。
その一つに抗インフルエンザ薬のタミフル備蓄をさかんに言ってます。その一方でタミフルの副作用が問題視されるなど、注目されています。
これからインフルエンザの流行を前に、タミフルについて特集してみました。 |
| 1. タミフルの作用について |
タミフルはインフルエンザウイルスが有するノイラミダーゼという酵素を選択に阻害することで、ウイルスの増殖を抑えます。
インフルエンザウイルスにはA型、B型がありますが、その両方に有効です。感染初期に服用することで、症状の軽減と治癒が1〜2日早くなることが期待できます。 |
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| 2. 内服方法について |
| インフルエンザ症状が発現してから、2日以内に1日2回、1回1カプセルを5日間内服する。48時間以降に服用した場合の有効性は確認されていないが、効果が得られた症例は経験しています。 |
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| 3. 予防内服は可能ですか? |
インフルエンザウイルスの増殖はすさまじく、容易に周囲に感染を引き起こします。ですから家庭や学校や職場で流行するのです。
発病者から感染しないためには予防的に内服するという手段があります。発病者と接触後48時間以内にタミフルを1日1カプセル、7〜10日間内服すればよいです。
ただし保険給付は認められておらず、自己負担になります。 |
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| 4. 授乳中もしくは妊娠している女性の内服は問題ないですか? |
乳汁中に移行することが確認されており、内服するのであれば授乳は避けるべきです。妊婦への安全性はまだ確認されておらず、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与するようになっています。
私はこういったケースでは、吸入の抗インフルエンザ薬・リレンザを処方しています。血中への移行がわずかであり、ほぼ安全と考えられているからです。 |
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| 5. 副作用について |
| 主な副作用は、腹痛(11%)や下痢(8.4%)、嘔気(5.8%)といった消化器症状です。 |
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| 6. 服用後の幻覚や異常行動について |
報道でタミフル服用後に異常行動による死亡例が発表されました。
専門家は必ずしもタミフルの副作用ではなく、インフルエンザ脳症の可能性を指摘していますが、薬剤の副作用の可能性が否定できないため、特に死亡例が報告されている未成年者での注意が必要です。 |
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| 7. タミフル内服で注意したほうが良い人とは? |
| タミフルは腎臓で排泄されるために、腎機能が悪い人は薬の排泄が遅れて、副作用が強く出現する可能性があります。あらかじめ医師に伝えておくようにしてください。 |
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| 8. タミフルは鳥インフルエンザにも効くのですか? |
| タミフルは鳥インフルエンザにも有効とされており、大流行に備えて自治体が備蓄を始めています。 |
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| 9. 副作用が心配で、もしインフルエンザにかかってもタミフルを内服したくないのですが… |
| 普段健康な人は、重症化することはなく自然に治癒します。タミフルが発売されるまでは、対症療法で治療をしていたわけですし、十分な休養、水分、栄養でも対応できます。高齢者や慢性疾患がある人は早めに治療したほうがよいでしょう。他の抗インフルエンザ薬にリレンザという吸入薬とアマンタジンというA型だけ有効な内服薬があります。 |
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| 10. タミフル内服後どれくらいで効果が出ますか?また隔離はいつまで必要ですか? |
| 内服開始1〜2日で熱が下がります。解熱後もウイルスは上気道から排泄されており、学童以上では解熱後2〜3日間、乳幼児で3〜4日間隔離が必要です。 |
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さいごに...
インフルエンザが流行してきたら予防はどうすればいいですか?
高齢者や身体の弱い人はできるだけ人ごみは避けましょう。外出時のマスク、帰宅時のうがいや手洗いが予防に重要です。 |
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